伊勢志摩シリーズの第4弾です。今回は、伊勢湾を臨む二見浦は二見興玉神社境内の磯合にあります「夫婦岩(めおといわ)」をご紹介します。
二見浦(ふたみがうら)について
今回ご紹介する夫婦岩(めおといわ)は、伊勢市二見町の「二見浦(ふたみがうら)」という伊勢湾に面する海岸にあります。
二見浦は、伊勢神宮(内宮)の近くを流れる五十鈴川の河口にできた三角州になっていて、海岸線は北側に伊勢湾を臨んでいます。
昔から伊勢神宮にお参りする前には、清き渚と称されるこの二見浦で禊(沐浴)を行って、身を清める「浜参宮」という習わしがあったとのこと。
僕らは伊勢神宮参拝後にこちらに行きましたが、二見浦→外宮→内宮、という順番で参拝するのが正しかったようですね。
ちなみにこの二見浦は、伊勢志摩国立公園の一部になっていて、国の名勝にも指定されています。伊勢志摩を代表する観光スポットの一つです。
二見興玉神社(ふたみおきたまじんじゃ)
夫婦岩は二見興玉神社境内の磯合にあります。二見興玉神社のご祭神は猿田彦大神(さるたひこおおかみ)と宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)。猿田彦大神は道開きの神さま、宇迦之御魂神は伊勢神宮外宮の豊受大神の別名だそうです。
猿田彦大神のご霊石と言われている「興玉神石」が二見興玉神社の約700m沖合の海中にあり、二見興玉神社はその「興玉神石」を拝する神社です。
今回、二見興玉神社にお参りしたのですが写真を撮るのをすっかり忘れてしまいました・・・。よくあるんですよね。観て回るのに夢中になってしまい、つい写真を撮り忘れてしまうことが。代わりというわけではありませんが、境内にある「契りの松」の写真を載せておきます。
夫婦岩(めおといわ)
いろいろ調べてみると「夫婦岩(めおといわ)」は日本全国いろいろなところにあるみたいですね。そのなかでも特に有名なのがこの二見浦の夫婦岩(めおといわ)。
左側にある大きい岩が男岩、右側の小さい岩が女岩。男岩のほうは高さ9m、女岩のほうは高さ4mあるそうです。二つの岩は大注連縄(おおしめなわ)で結ばれています。まさに夫婦和合の象徴といった感じです。
夫婦岩は、興玉神石と太陽を拝する鳥居の役割も果たしています。夏至の日には真ん中からご来光を拝むことができるのだそうです。
まとめ
ということで、今回は、二見浦にあるます「夫婦岩(めおといわ)」をご紹介しました。
伊勢を代表する観光スポットの一つ。是非行ってみてください。