先日購入したNintendo Switch(ニンテンドースイッチ)とNintendo Labo(ニンテンドーラボ)。早速楽しんでおりますので体験レポートをお届けしたいところですが、まずはNintendo Switch(ニンテンドースイッチ)とNintendo Labo(ニンテンドーラボ)のそれぞれについて、簡単ではありますが解説も交えつつご紹介しておきたいと思います。
今回はNintendo Switch(ニンテンドースイッチ)。
Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)とNintendo Labo(ニンテンドーラボ)を購入しちゃいました!
任天堂について
僕らの少年時代からファミコンでお馴染みの任天堂。ファミコン以降も大ヒット商品を世に送り出し続けているクリエーティブなグローバル企業ですが、創業は1889年と驚くほど歴史ある老舗企業です。
京都府京都市にて創業し、この地で花札やトランプなどの玩具の製造・販売などを手掛けきました。
日本を代表するグローバル企業となった今でも京都に本社を置き、家庭用ゲーム機が世界的なヒットを飛ばしているなかでも、花札やトランプといった創業以来のコンテンツを製造・販売し続けています。そんなところにも、任天堂のクリエーティブな老舗企業たる所以があるような気がします。
ちなみに任天堂が現在販売している花札はこんな感じ。
今では当たり前のようにあるプラスチック製のトランプを1953年に日本で初めて製造することができたのも任天堂だそうです。当時から新しいものを生み出す開発力があったんですね。
その後、1970年代にはコンピューターゲーム機、アーケードゲーム機などの製造を開始し、1980年にはゲームウォッチを、1983年にはファミリーコンピュータ(ファミコン)を販売しました。このファミコン、そしてスーパーマリオブラザーズが世界中で大ヒットとなり、グローバル企業へと躍進する基礎を築きました。
その後、ご存知のとおりゲームボーイ、ニンテンドーDS、ニンテンドーWiiといった大ヒット商品を生み出し続けましたが、2008年から2014年頃にかけてはやや低迷の時期を送ります。
ところがそこはやはり任天堂、2015年にはスマホアプリ「ポケモンGO」をリリースして復活。
そして、2017年3月にNintendo Switch(ニンテンドースイッチ)を、2018年4月にはNintendo Labo(ニンテンドーラボ)Toy-Con 01: Variety Kit という新たな大ヒット商品を世に送り出します。
Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)の特徴
2017年3月に販売開始されたNintendo Switch(ニンテンドースイッチ)は、プレイシーンにあわせてカタチを変え、いつでも、どこでも、気の向くままに、自由なスタイルでゲームを楽しむことができる家庭用ゲーム機です。
これまでもニンテンドーDSやニンテンドーWiiなどのように従来のゲーム機とちょっと異なるプレイスタイルをカタチしてきた任天堂ですが、Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)についてもまったく新しい発想を取り入れています。
3つのプレイモード
いつでも、どこでも、気の向くままにゲームができるように3つのプレイモードがあります。
1つ目は従来のテレビゲームと同じように大型テレビでゲームを楽しめる「TVモード」。
2つ目はタブレット端末のようにテレビのない外出先でもゲームを楽しめる「テーブルモード」。
3つ目はゲームウォッチ、ゲームボーイ、ニンテンドーDSなどのように携帯用ゲーム機として楽しめる「携帯モード」。
これまで任天堂が手掛けてきたテレビゲーム機の良いところを組み合わせた集大成のようなゲーム機です。
自由なスタイルを実現、新しい形のコントローラー「Joy-Con」
Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)には、「Joy-Con(L)」と「Joy-con(R)」の左右一対のコントローラーがあって、いずれも本体の取り付けたり、取り外したりすることができます。
「Joy-con(L)」と「Joy-Con(R)」を本体に取り付ければ、携帯用ゲーム機のように遊ぶことができます。また、グリップに取り付ければ、一般的な形状のコントローラーになりますし、グリップから取りはずせば、それぞれが独立した「2つ」のコントローラーになります。
2つの「joy-Con」はタテに持ったり、ヨコに持ったりして操作することが可能。握ったり、両手に持って操作することもできます。「Joy-Conストラップ」を付ければモーションコントローラーとして楽しむこともできます。
2つの「Joy-Con」には「HD振動」というのが内蔵されています。従来の振動とは違い触覚技術と呼ばれるものを使って「触感」を得ることができるようになっています。例えば、「Joy-Con」をグラスに見立てたとしたら、グラスの中でカランカランとぶつかっている氷の数まで表現され、まるで本当に今グラスを手に持っているかのように現実的な触感が得られるようです。
「Joy-Con(R)」には「モーションIRカメラ」が内蔵されています。この「モーションIRカメラ」は、カメラが捉えた物の形や動き、距離を読み取りますので、例えば、グー・チョキ・パーといった手の形を認識できるようになっています。
それから「Joy-Con」には加速度センサーとジャイロセンサーが付いています。このセンサーによってJoy-Conを傾けたり動かしたりしてゲームをプレイすることができるわけです。
次回以降にご紹介するNintendo Labo(ニンテンドーラボ)はこのセンサーがあることによって様々な遊びをすることができます。
みんなで遊べるゲーム機
「Joy-Con」のさまざまな機能によって、Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)はみんなで遊べるゲーム機になっています。
ゲームは1人でも楽しめるものですが、任天堂のゲーム機は友達や家族とみんなで楽しめる工夫が凝らされているように思います。
思えばファミコンにもコントローラーが2つ付いていたし、だからこそ友達の家に集まって、みんなでワイワイ楽しくゲームができたのだと思います。
インターネットに接続可能
「Nintendo Switch Online(有料ですが、2018年9月の正式スタートまで無料で体験できます。)」に加入すれば、遠く離れた世界中のプレイヤーと対戦・協力プレイを楽しむことができます。スマートフォン向け専用アプリと連動させて、友達との待ち合わせや、ボイスチャットをしながらのプレイも可能です。
まとめ
ということで、今回はNintendo Switch(ニンテンドースイッチ)の特徴をご紹介しました。
まだまだ遊び始めたばかりなのでで、知らないことのほうが多いのですが、また体験レポートなどをお届けできればと思っています。
定価は29,980円(税別)・・・。ちょっと高いですがそれだけの価値のあるゲーム機なのだと思います。